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木曽三川フォーラム Archive

木曽三川歴史探訪

戦国乱世と江南・御囲包
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木曽川の自然観察会

木曽川の自然観察会が5月23日にフラワーパーク江南で行われます、是非とも皆さんの参加をお待ちしています。

木曽川での自然観察-1.jpg

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木曽三川の自然観察

令和2年5月24日に開催予定でしたがコロナウイルスでやむなく中止しましたが、令和2年7月5日(日)に開催することにしました、多くの皆さんの参加をよろしくお願いいたします。

開催日時:令和2年7月5日13:00~16:00
開催場所:フラワーパーク江南 江南市小圦一色
定員:100名 (親子の参加歓迎)
参加費:無料
内容・スケジュール
13:00~13:10 開会(木曽三川フォーラム会長挨拶)
13:10~14:40 「岐阜の自然は面白い」 講師:小野木三郎氏
14:50~15:50 木曽川の自然観察    指導小野木三郎氏    
16:00      閉会
服装・持ち物
長ズボン、長袖シャツ、運動靴、飲料
参加申し込み方法
①氏名②住所③電話番号を記入  Eメール・Faxでお申し込みください。
〆切 令和2年6月26日(金)
申し込み・問い合わせ先
木曽三川フォーラム 事務局
〒502-0032  岐阜市長良高嶺町2番地
Tel/090-7697-3508(柴田) Fax/058-232-7676
Email/kisosansen-ho@ccn.aitai,ne,jp木曽川の自然観察会.jpg

分水嶺・高山植物勉強会 乗鞍岳

日時:令和2年7月26日(日)
定員:45名(要申し込み)  参加費 無料
参加資格:小学3年以上で親子参加
参加申し込み方法
①氏名②学年又は年齢③住所④電話番号⑤緊急用の電話番号を記入
往復はがき又はEメール・FAXで申し込んでください。米①~⑤は必ず記入してください(保険加入できません)
〆切:令和2年7月17日(金)
申し込み・問い合わせ先:
:木曽三川フォーラム事務局
〒502-0032 岐阜市長良高嶺町2番地
TEL/090-7697-3508(柴田)   FAX/058-232-7676
Emal/kisosansen-ho@ccn.aitai.ne.jp

分水嶺・高山植物勉強会.jpg

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特定外来魚駆除実験in長良川が行われました。

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『特定外来生物移入防止研修会』を開催します。

 木曽三川フォーラムでは、木曽川・長良川・揖斐川で特定外来魚や特定外来植物が確認されたことを受けて、豊富な淡水魚や在来植物が生息する自然豊かな環境を守るため、特定外来魚や特定外来植物の「駆除」や「拡大の防止」の対策に取り組んでいます。
 取り組みにあたっては対策が実効性のあるものとするために行政のみならず市民や各種団体が主体となることが望ましいと考えています。
  今回、特定外来生物移入防止研修会の開催は、行政、環境団体、市民が一緒なって学び、考え、行動する機会となることを期待しています。
 
◆日時       平成22年12月11日(土) 13:30~18:20(受付13:00)
◆定員       150名(申込要)
◆参加費      無料
◆開催場所     岐阜市文化センター 3階 展示室 
             (岐阜市金町5丁目7番地2 TEL/058-262-6200)
◆研修スケジュール
 13:00        受付
 13:30        開会(会長挨拶、来賓挨拶)
 14:00~15:00  講演① 『なぜ生物多様性なのか』
               講師:米倉竜次氏(岐阜県河川研究所主任研究員)
 15:05~16:05  講演② 『外来生物が与える影響』
               講師:千藤克彦氏(岐阜県博物館 学芸員)
 16:10~16:25  休憩
 16:25~18:15  特定外来生物移入防止の意見交換会【活動事例報告】
             ・『平成21年度特定外来魚駆除実験について』 
                    木曽三川フォーラム会長 小野賢悟氏
             ・『イトヨの交配処理と地元種の保全に向けて』
                    地蔵川とハリヨを守る会 大橋邦男氏
 18:15       閉会の挨拶
 18:20       閉会
◆参加申込み・問い合わせ
  ●参加申込み方法
    氏名、所属、住所、電話番号を記入の上、往復ハガキ又はEmailでお申し込みください。
  ●締切
    平成22年11月15日(月
  ●申込み・問い合わせ先
    木曽三川フォーラム事務局   〒501-0071 岐阜市長良3050番地15
    TEL/090-7696-3508(柴田)   FAX/058-232-7676
     Email/  kisosannsenn_ho@kvj.biglobe.ne.jp
 
◆主催 木曽三川フォーラム
◆共催 国土交通省木曽川上流河川事務所   森・川・海ひだみの流域連携協議会
◆後援 環境省中部地方環境事務所 愛知県 岐阜県 岐阜市 一宮市 江南市 稲沢市 大垣市
     美濃加茂市 各務原市 笠松町 長良川流域環境ネットワーク協議会 (一部申請中含む)

 

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新しい「木曽三川フォーラム」が順調に発足

木曽三川フォーラム総会

日時:平成22529日(土) 13001500

場所:水辺共生体験館(岐阜県各務原市川島笠田町)

 

総会議事録

1.開会の挨拶

(設立準備会の柴田より、開会の挨拶)

こんにちは。土曜日の忙しいときに御苦労さまです。

本日の総会にあたって、色々な問い合わせがあった。木曽三川フォーラムはもともと平成10年に行政主導で作られたもので、事務局も行政(国)が務めていた。これではいけないだろうと、確か5年くらい前から「民」が事務局をやろうということでやってきたが、昨年の2月に、事務局をお願いしてあったNPOから、もうこれ以上は事務局はやれません、というお話があって、昨年の4月からフォーラムを休止することになった。

その後、運営委員会でフォーラムを続けるかどうか話合いをして、解散はいつでもできる、どうしても続けたい人だけでやろうということで、かつての運営委員を一旦白紙解散して、この一年間、月に1度くらい集まりながら準備会を進めてきて、なんとか今日の日を迎えることができた。

もうひとつ運営方法で変えたところは、行政に資金的に頼らないが、オブザーバーという役割でフォーラムに協力をしていただきたいということで、参加をお願いしている。

このように、以前の木曽三川フォーラムとは組織も運営の方法も異なるが、せっかくこれまでやってきたということで、「木曽三川フォーラム」の名前だけは残していくことになった。

今後の活動計画は白紙であり、今後の運営にあり方についても、本日、皆さんの意見をいただいて、具体的なことについては、新たに設置する幹事会で議論していきたい。

 

2.会員紹介

(設立準備会柴田より、個人会員、団体会員、行政オブザーバーの紹介を行った)

 

3.経過報告

(設立準備会の小野より、旧木曽三川フォーラムから新しいフォーラムの設立までの経緯についての経過報告を行った)

設立準備会に参加してきました小野です。これまでの経過をご報告申し上げます。

木曽三川フォーラムは平成10年からはじめて12年たったわけだが、実は、平成9年に河川法が改正されている。新河川法では、河川管理の目的に、それまでの治水・利水だけでなく環境が追加され、あるいは地域との連携を考慮していこうという法律になっていて、木曽三川フォーラムは、国土交通省の木曽川上流河川事務所から「市民との対話を進めていきたい」という呼びかけがあって、当時140名くらいでスタートしたものであった。

遠くは、滋賀県、長野県方面からも参加者があって、川は上流から下流までつながっているということで、流域のみんなが集まって話し合いを進めていこうということでスタートしたが、集まって活動することが地理的な問題からなかなか難しく、少しずつ人が減っていった。

当初は勉強会が中心であったのが、勉強会だけではつまらないということで、自主的な活動もしてみたいという要望に応える形で分科会形式になった。木曽川の分科会、長良川の分科会、あるいは揖斐川の分科会といった地域分科会、もしくは特定の材料を取り上げた分科会の活動が展開されたが、特化した結果、逆に、各分科会が小さくなっていってしまった。その反省もあって、また一緒に勉強会をやる形で木曽三川フォーラムを進めてきた。

ところが、一昨年、国交省が木曽三川の流域について、今後30年にわたる河川整備の計画を立てようということで、木曽三川フォーラムにも計画について意見を求める呼びかけがあった。この計画は実際に昨年出来上がっている。

木曽三川の河川整備計画には100年に一度の洪水でも災害を受けないように、といったような治水の計画が示されており、さらに、治水だけではなくて環境に関する計画も盛り込まれているが、かなり抽象的な計画となっている。具体的にどこでだれがやるということが決まっていないという状況である。このような計画を進めていく上で、やはり市民が意見を言っていくことも大事だろうということで、木曽三川フォーラムは市民の意見を吸い上げていく組織としての役割も大事だろうと必要だと考えるようになった。

河川整備計画の策定の段階で、国土交通省は、市民の意見を集めるために、「ふれあい懇談会」を各市町の協力も受けながら各地で開催して、地域毎に河川に対する市民への要望を吸い上げていくということをされた。木曽川上流河川事務所は、それだけでは不十分だろうということで、市民と対話できる場所が必要ということで、木曽三川フォーラムの運営に力添えをいただいてきた。

そのような形で河川整備計画の策定が進んでいるころ、外来種の中でとくに面倒な、外来魚が木曽三川に存在するということが分かってきた。それまでは、外来魚は湖やため池にいるものだという認識であったのが、河川水辺の国勢調査の結果、外来魚が木曽三川にもうじゃうじゃいるということがわかってきた。これをなんとかしなくてはならない、勉強する団体であるフォーラムから、活動する団体になろうということで、実験的に外来魚の駆除活動を川でやろうということになった。

外来生物駆除を川でやった事例というのは全国にもなく、とにかく広い川から外来魚を駆除することは難しいと諦められてきたように思われたが、外来魚の生態を調べると、主にアメリカ産のものが多く、流れのないところを好むことが分かってきたので、ワンドや支川合流部などを重点的に駆除する計画をフォーラムで検討し、河川環境管理財団の補助金に応募したところ採用されて若干の補助金をもらえたので、流域の行政の後押しをもらいながら駆除活動を展開した。

こういった駆除活動を行政がやろうとするととてもお金がかかる。つまり多額の税金を使うことになって、なかなか計画が進まない。市民が自主的にやることで、お金(税金)がかからない駆除活動をやろうということになった。外来魚をつかまえることも重要だが、お金をかけずに外来魚を駆除できないかというのが、試験的に駆除活動を行う目的の一つであった。

行政には、広報に情報をのせてもらう形で協力していただいた。市町の広報に数行書いてもらえるだけで、とても多くの人に参加を呼び掛けることができる。5か所で開催し、述べ750人に参加してもらえた。とくに、イベント的に実施して子供たちが集まると、テレビ局も来るし、市民へのアピールの効果が非常に高いことがわかってきた。

実は今日の午前中は、オオキンケイギクの駆除活動に参加したが、参加者50名くらいで駆除活動を行った。はるか見渡す限り広がっているオオキンケイギクの駆除を税金でやろうとするととんでもない額がかかるが、市民が自主的に活動して駆除していけばできない話ではないと考えている。そこで、木曽三川フォーラムが中心になって環境対策のイベントを主催する。お金をかけないで行動をする。心ある市民の力を集める団体になっていければよいと考えている。

行政には、オブザーバーとして参加してもらえて心強い。個人会員も少ないがこれから増やしていって、企業や他団体にも呼び掛けていき、みんなの知恵を絞って、皆の自然豊かなふるさとである木曽三川を守る市民運動にしていきたい。新しい木曽三川フォーラムがその中核として活動していきたいと考えている。

今後どのように進めていくべきかは、皆さんと相談しながら進めていきたいと考えているので、よろしくお願いします。

 

4.趣意書・規約等について(柴田)

(1)木曽三川フォーラム趣意書(案)提案

設立準備会柴田より趣意書(案)について説明し、別紙のとおり提案した。

・当面この内容でやっていき、問題があれば修正する。

一同拍手にて承認した。

 

(2)木曽三川フォーラム規約(案)提案

設立準備会柴田より規約(案)について説明し、別紙のとおり提案した。

・幹事会は当面、ここ(水辺共生体験館)で開催する予定である。

・規約は、承認をいただければ、本日平成22529日をもって施行する。

・学識者には今後参加を求めていく。

・第11条 役員会⇒幹事会に訂正する。

・当面この内容でやっていき、問題があれば修正する。

一同拍手にて承認した。

 

(3)木曽三川フォーラム組織構成(案)提案

設立準備会柴田より、組織構成(案)について、別紙のとおり提案した。

・当面この組織構成で進め、不都合があれば必要に応じて変更する。

一同拍手にて承認した。

 

(4)木曽三川フォーラム役員名簿(案)提案

設立準備会柴田より、役員構成(案)について提案(別紙)した。

・今後運営に関わるメンバーを発展的に増やしていきたいと思っており、追加の人選は、事後承認の形でお願いしたい。

・オブザーバーには木曽川上流河川事務所に入っていただいているが、今後関係する行政に参加していただくことをお願いしているところであり、協力をお願いしたい。

一同拍手にて承認した。

5.木曽三川フォーラムの運営方法

木曽三川フォーラムの今後の運営の参考とするため、木曽三川について参加者と自由意見を交換した。

(柴田)今までは会員のためのフォーラムだった。これからは木曽三川流域住民のために活動し、行政にも働きかけていく集団になりたい。言いっぱなしでも良いので、できることからやっていこうということで、皆さんの意見を出していただきたい。できることからやっていきたい。先ほど、外来魚の話が小野さんの方からあったが、植物や動物の外来生物もある。

豊かな海づくり大会に関係して、長良川のアユが新聞などで川が話題になっている。長良川のアユが今年は全く遡上していない現状もある。単に河口堰を開けるということでなく、のぼった先に育つ環境がなければ意味がない。広い意味での川づくりの議論をしていくためには、行政は河川だけでなく、林政、農政も来ていただかなくてはいけない。

昨年や一昨年はアユの遡上数が多かったという情報があるが、かつては長良橋から川を覗くと、9月~10月にはこの部屋くらいの黒い塊になってアユが降ってきた。それだけ大量にアユが育つだけの環境があったということ。だから、河口堰だけが問題ではなく、色々な立場の人から意見を聞きながらやっていきたい。

(石黒)藤前干潟の近くに住んでいるのでアユの話には入っていけないが、外来種については、COP10の関係で愛知の方では話題が多い。名古屋市が取り組んでいる堀川関係の取り組みとしては、市民が携帯電話のカメラで種類や名前がわからなくても生き物の写真を撮って、市の環境局に送って、市が確認をする、駆除が必要である生物であれば対応する、という取り組みをしている。昨日あたりもトゲスッポンが見つかって、いくつも罠をしかけて駆除しようとしている。市民目線の情報を集めるというのが一番の情報源になっている。

河口堰については今でも反対、失敗だと思っている。木曽川水系連絡導水路は、河村市長はいろいろ言っているが、自分はやるべきではないかと思っている。

(高屋)板取川で子供たちの自然体験活動の支援をしているNPOエヌエスネットの高屋です。板取川よりむしろ長良川本流の方が心配。子供が遊べるような川原でなくなってきている。午前中は木曽川のオオキンケイギクの駆除活動に参加したが、こちらではアレチウリがはびこっていて、川に入っていけない。個人やグループの活動では対応が難しい。本当は学校を巻き込んでいきたいが、なかなか難しいこともあり、今日午前中のオオキンケイギク駆除活動のようにイベント的にやってメディアにも取り上げてもらうなどの方法も、活動を広げていく上で有効かもしれない。子供に開かれた河原にしていきたい。フォーラムを通じて様々な団体、活動と連携していきたい。

(馬渕)先ほど柴田さんが河口堰の話をされたが、河口堰はない方がいいに決まっている。なければアユはのぼってくるだろうし、それは論を待たないと思う。河口堰ができた当時は、河口堰ができればアユやサツキマスが揖斐川に上がるのではないか、と地元では話をしていた。しかし、長良川が不漁のときは、揖斐川の不漁、長良川がいい時は揖斐川もいいので不思議だ。

今年はサツキマスも遅い。例年は葦の芽が出るころにくるものだ。また、サツキマスがアユの稚魚を腹いっぱい食っているものだが、今年やっととれたサツキマスの腹は空っぽだった。今年は、水温が冷たかったことも影響していると思う。だから、長良川が悪いときは揖斐川も悪いので、長良川が不漁なのは河口堰のせいだけともいえない。

サツキマスの稚魚を河口で1400キロくらい放流しているが、帰ってこない。放流しすぎという意見もある。追跡調査というのは良く分からないところがある。アユが大きくならないのも、放流しすぎという意見もあったが、確かめる術がない。わからないことだらけだ。

また、徳山ダムができて、自然がずいぶんと変わった。自然のサイクルが変わってしまった。ダムの放流でいつまでも水が減らなかったりする。とうとうと流れ続けていて、本来の姿ではない。渇水があったりバッと流れたりするのが本来の川の姿で、その方が生き物に良いのではないか。

(柴田)水温が低いのは雪のせいだろうか。518日に高鷲のダイナランドの入り口までいったところ、まだ雪の山が残っていた。去年は綺麗に溶けていたのだが。

(馬渕)揖斐川にダムができて、景色が変わったというより、水の流れが変わった。揖斐川には前から横山ダムがあって、水が出た後になかなか濁りが引かないなど、長良川と揖斐川は違ったが、徳山ダムができてさらにひどくなった。

(柴田)今日午前中の活動に参加できなかったが、どこに行ってもオオキンケイギクだらけだ。外来植物について、

(原田)長良川の千鳥橋の上流、県が管理している区間で、平成16年台風23号の災害を受けて、5カ年かけた改修事業を実施しており今年が最終年度である。自分は民間のコンサルタントの技術者としてこの事業に携わってきた。昔ながらの改修では、川を掘って洪水を流れやすくしようとする際に、コンクリート護岸で固めてしまうか、土でもかぶせておけば草が適当に生えるだろうといった感じで改修していたが、この事業では、事前にどういう植物が生えているかを調査してから、慎重に改修を進めた。長良川では特定外来生物種のアレチウリが増えてきていて、今川や津保川にもアレチウリが確認されている。藍川橋下流の改修にあたって、アレチウリが生えていないのを確認してそこの土砂を護岸に戻したら、翌春に2000株くらいのアレチウリが発芽した。アレチウリは1株に数千粒の種がつくので、ほったらかしておけば、大変なことになる。結局どうしたかというと、施工業者、県の職員や私たちが参加してローラー作戦でひたすら除去した。春先の芽吹いたばかりのころに抜いて、見逃されたものを夏ごろにもう一度除去するという人海戦術で抑えこんだ。このように、外来種が増えないように長良川をやってきたので結果的に在来種主体の植生が回復できてきているが、これだけ人海戦術でやっても外来種を全て抑え込むのは大変だということを、仕事を通じて感じた。行政だけで対応するには限界があるのではないかと思う。

(柴田)岐阜県はベストリバー事業という取り組みをやっていて、長良川の改修もその一つになっている。ベストリバー事業では、河川の改修にあたって、岐阜県自然工法管理士、漁協、野鳥の会などが参加したベストリバーチームが、行政やコンサルタントの計画に対して意見や提言をして、うまくいかないときは現場を止めて、現場で対応策を検討しながらやってきた。議論と知恵を尽くして、できることとできないことがはっきりしてくる。こういった流れが広がっていくと良いと思うし、フォーラムでもそういった動きができると良いと思う。

(成瀬)「(財)いびがわ生命の水と森の活動センター」を立ち上げて3年たつが、外来種の研修会を一昨年からやっている。徳山湖に外来魚を入れないために、啓蒙という意味でやっている。

藤橋城から冠山峠、夜叉が池の方にもかけて清掃活動をやっている。3回ほどやったが、地元の新聞等にも取り上げてもらって、ずいぶんと参加者が増えてきた。こういったことを継続してやっていって、応援してくれる人を増やしていきたいと考えている。

川に子供が寄り付かなくなって40年たつが、体験学習としてライフジャケットを付けて揖斐川の本流で川下りをする活動をしているが、非常に人気がある。

揖斐川の外来魚について、研修会をはじめてからわかってきたが、漁協などからどうやって駆除していったらよいか相談を受けることがある。駆除活動は、一回やるだけであれば話題性もあって良いと思うが、それをどうやって続けていくかが課題だと思う。資金等の問題もあるので、外来種の駆除活動を揖斐川町の方でやっていくにあたっては検討が必要だと考えている。

(三輪)年間80日くらい、長良川の鵜飼のボランティアガイドをしている。毎日長良川を見ていると、川の水量が昔と比べて減ったような気がしている。船頭さんや昔からきているお客さんに聞いたりする話では、50年くらい前と比べると、水嵩が1mくらい下がってきているようだ。

(川合)絶滅危惧種の魚ハリヨは2万年前、氷河期からいる。活動は気が付いたら20年間も活動を続けてきた。米原のハリヨは故意ではないが、紛れ込んでしまったものと交配してしまったようだ。電気ショッカーで拾い上げようとしている。上流へは交配した種が遡れない環境なので、交配した個体が上流にさかのぼることはなく、上流で保護されている個体群は大丈夫だと思う。

(柴田)外国からの外来種だけが問題だけでなく、国内で移動させた種が交配して、地域の個体群が失われてしまうということも問題。植物を専門としていた(故)成瀬先生は、谷のこちら側からあちら側に移すだけでも大変なことだとよく話していた。また、揖斐川の久世ダムでは琵琶湖のアユの放流によって、ついてきた魚類が繁殖して、すべての魚類が琵琶湖産に置き換わってしまったという報道もあった。人間の手によって移動した国内の種が問題を引き起こすことがある。

(林 )フォーラムが始まったときからずっと参加しているが、なかなか思ったような活動ができない部分もあってストレスを感じていた。フランクに話し合える場ができてとてもうれしい。これからの活動、川づくりには3つの視点を大事にしたい。

1)今までの川づくりに動植物の目線が必要だと思う。人間の行動の原点。

2)この半世紀変わってきたことを振り返って、これからのことを考えていくことが必要。

3)広域な視点で川づくりを考えていく必要がある。

(柴田)先ほど話が出た岐阜県が実施している長良川の改修では、竹藪を大変な努力をして撤去して、一方高木は頑張って残すようにやってきた。そういったことがあって、河畔林に注目している。リバーワーク一宮では河畔林に関する活動をしているがどうか。

(リバーワーク事務局長)河畔林の適切な保護、という話なると、木曽川は全然やってなくて、堤防の上から対岸が全然見えない。竹がどんどん入ってきて、竹藪になってしまっていた。伐採してもらって遊歩道を付けてもらったが、ごく一部しか切れていない。子供たちに竹細工を教えるなどしながらやってきたが、木曽川の川原にはとにかく広い面積が残っていて今度どうやっていくか悩んでいる。

(リバーワーク)私たちの地域、笠松の対岸の一宮市北方町は、川は危険だから近づくなという看板が立っている地域だった。川にはゴミが不法投棄され、汚くて近づけなかった。10年余りの活動、ゴミ拾いから始めた活動で、やっと川に近付けるようになってきた。繁茂している竹林は未だに問題で、これをどうしていくか、皆さんの知恵をもらいながらやっていきたい。

去年外来種の駆除活動をやらせてもらって、魚の類はあまりいないと思っていたら、たくさんの生き物がとれて驚いた。とくにエビの類がたくさんとれて、川がきれいになってきたのではないかと思っている。

(柴田)リバーワーク一宮の資料にある北方代官所は、かつては美濃一帯を治めていた。御成り街道とアユ鮨街道が北方町で分かれている。今日は馬場さんが見えてないが、たぶんこういう話がしたかったのだろう。歴史についてどう扱っていくべきか。木曽川には「木曽川学」がある。フォーラムで歴史についてどのようにつきあっていくべきかということも考えていかなくてはならないと思っている。

(大垣伊藤)揖斐川中流域にすんでいる。揖斐川は治水に始まり治水に終わっている。危険個所としても揖斐川が一番上がっている。最近国交省で力を入れてもらって、揖斐川の右岸も大分改修が進んだ。横越流堤などもあり、大垣で揖斐川を語るときには、やはり治水のことは欠かせない。治水に関わる歴史についても、子供たちにもきちんと伝えていく必要がある。

学校に入っていってカワゲラウォッチングの活動をしていて、最近揖斐川町で外来魚の駆除活動をしていたら、揖斐川のある支川でブルーギルが1匹だが見つかって、驚いた。しかし、魚の種類はとても多かった。今後も皆さんと協力しながら活動が進めていければと思っている。

(リバーワーク)川の歴史は治水利水から環境に変わってきた。地域住民はじめ、川の恩恵にあずかっている人たちが、川に親しんで学ぶことが大事だと思う。

(柴田)できることから一つ一つやっていければと思う。

 

6.閉会(可児)

可児副会長より、閉会の挨拶を行った。

 

会長挨拶                            会長 小野賢悟

『新生「木曽三川フォーラム」は市民と行政をつないで川づくりをします』

水とは不思議な物質です。物の重さ(質量)で軽いものは常温では気体、重いものは固体になるのが一般的です。水はその重さから考えると常温では気体であるはずなのです。しかし

テキスト ボックス: 物質     化学式  分子量  常温の状態
水      H2O     18          液体
塩      Nacl        58.5         固体
二酸化炭素  CO2         46           気体
メタン    CH4         16           気体          私たちの周りにある水は液体であるのが普通です。そして0℃以下では固体の氷になり、沸騰点の100℃を越えると気体になるのが私たちの知っている水なのです。

常温で気体でなければならないはずの水が液体で存在しているのは、水の分子は幾つも集まって分子集団を作っているからだと考えられていますが、これだけ科学が進歩している時代なのに、このことはまだよくわかっていないのです。こんな身近なことが解明されていないのです。

徳山ダムの水を導水管で長良川や木曽川に流すと何が良くて、何がいけないのでしょうか。

揖斐川の水を美味しいと感じる人と、木曽川のほうが美味しいと感じる人がいるのです。これは、それぞれの水に含まれる鉱物や有機物が違うことと、クラスターの大きさの違いによるものなのです。クラスターと呼ばれる分子集団の大きさが味覚に微妙な差をもたらしているのです。そこでクラスターを小さくして美味しい水を造るという浄水器が市販されていますが、その多くは眉唾なものが多いのです。原因はクラスターが未解明な

木曽三川フォーラムは、不思議で有用な水を利用しつつも壊さないように管理する

仕組みについて、市民と行政が一緒に話し合える場所の提供を志しています。市民個人会員が約50名、団体・企業会員が6組織、オブザーバー会員として国交省・愛知県・岐阜県・8市町が参加して、木曽川、長良川、揖斐川およびその支流の、治水、利水、環境、川利用、

景観、水質など幅広く話し合いします。

 

まずは、「特定外来魚の駆除実験」4ヶ所「特定外来生物移入防止研修会」、「木曽三川フォーラム=木曽三川整備計画に対するワークショプ」等を開催するように考えています。

 

会員皆様からの活動提案も受け付けたいと思いますのでご意見・ご提案をお寄せください。

従来の木曽三川フォーラムは会員相互の勉強会に主眼がおかれていましたが、新生木曽三川フォーラムは、市民と行政を繋ぐ仕事をしたいと考えています。例えば導水管事業でも、賛成意見と反対意見が冷静に議論できる場を提供します。長良川河口堰の運用方法を議論しませんか。名古屋市は本当に木曽川の水を必要としないのか検討しませんか。市民参加で特定外来生物の駆除をしませんか、税金を使わずに駆除する方法を考えませんか。

木曽三川フォーラムに参加すると面白く、しかも生物多様性が保たれるような活動を一緒にやりませんか。このフォーラムはあなたの子供や孫の時代に、この素晴らしい環境を残せる活動をしたいと思います。

 

新役員名簿

 

木曽三川フォーラム役員名簿

 

会 長     小野 賢悟

副会長     可児 幸彦

副会長    

幹 事     林  仙一

幹 事     伊藤 允彦

幹 事     成瀬富士一

幹 事     籾山 光正

幹 事     馬場 慎一

幹 事     伊佐治啓司

幹 事

会 計     柴田 甫彦

事務局長    柴田 甫彦

監 事     松波 玄海

監 事 

 

オブザーバーとして

木曽川上流河川事務所・愛知県庁・岐阜県庁・江南市役所・稲沢市役所・岐阜市役所・大垣市役所・各務原市役所・揖斐川町役場・笠松町役場・長良川流域環境ネットワーク協議会

 

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アイガモ一家全員、こんなに大きくなったよ


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5月28日にアイガモ一家が初お目にかかったときは、あんなに可愛かったですが、12羽全員が母親と区別がつかないほど、大きくなりました。


aigamo-01.jpg「げげの女房」ではありませんが、まさに連合艦隊ですね。


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お母さんは、一番最後ですね。


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みなさん、ハリヨてっしてますか?


現在、ハリヨはほんの一部の地域にしかいません。昔は西濃地方や琵琶湖の東部一帯の広い地域にたくさんいましたが、30年程前からどんどん減ってきています。ハリヨは冷たくて綺麗なわき水やその近くの水の中でしか生きていくことができません。わき水がヘリ、川の水もどんどん汚くなってきているため、ハリヨにとってはとても住みにくい環境になってきているのです。
 ハリヨは、水が冷たくて水面が凍っていても生きていくことは出来ますが、水の温度が高いところは住むことは出来ません。わき水がなくなれば、たとえ綺麗な水であっても水の温度が高くなってしまうため、ハリヨが生きていけなくなり、いつか絶滅してしまうでしょう。
下記の図で、昔と今を比較してください。


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ハリヨってどんな魚(下記の写真は平常時のハリヨです)

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子育ての時期になると、雄は婚姻色に代わり大変綺麗になります。(下記の写真です)


hariyo-02.jpg上記の、ハリヨを図で説明知ると(下記の図です)


hariyo.jpg体は、5㎝くらいで、一目見ただけだと他の魚とそれ補と変わったところはないのですが、よく見ると2つの違うところがあります。
1つは、トゲがあるところです。ハリヨには、背中に三本、おなかに二本、尻びれのまえに一本トゲがあるのです。このため、ハリヨの仲間は、「トゲウオ」と呼ばれています。
このトゲウオの中にはハリヨの他にもいろいろな種類のさかながいますが、ハリヨとイトヨという魚の仲間(イトヨ属)です。
2つめは、ウロコがないことです。ハリヨには、ウロコが大きくなったようなもの(麟板=りんばん)がからだの前の方に6枚1列にならんでいるだけで、うしろの方ははだかで、黒っぽい緑色の模様があります。

ハリヨの特徴(特性編)

ハリヨは、おもに3月~5月ごろに卵を産みます。ハリヨの雄は自分の縄張りをもち、その中心に水草や植物の根などを集めてきて巣を作ります。雌が卵を産んだ後、雄は卵がかえるまで懸命に巣を守ります。ハリヨは巣を作って子育てをするめずらしい魚です。雌はその間に栄養をとり次の産卵に備えます。

ハリヨの生態

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hariyonosannrann.jpg絵図が、少し順番が違いますね。1.ハリヨの巣作り、2.攻撃・威嚇行動、3.ハリヨの求愛行動、4.ハリヨの産卵行動でした。失礼しました。

ハリヨマップ


hariyomapu.jpg
岐阜県におけるマップです。
大垣市内周辺・海津市南濃町・揖斐郡池田町・本巣市・山県市に分布しています。
岐阜県は、岐阜県希少生物保護条例で、16種(平成15年11月11日指定)
漁類2種=ウシムツゴ・ハリヨを指定しています。

大垣市では、「大垣市の魚」にして市をあげて保存に努めています。
はりんこネットワークをつくり、すでに20年を迎えて、かっどうを続けています。
5㎝ほどの、小さな魚ですが環境のバロメーターになると思いますから、皆さんの協力で長く保存できますように。

写真をクリックしますと、全て大きくなりますよ。


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